enjoy!
 「まぁ、どうせ原因はオレだろ?」

歩斗は何気に勘がよかったりする。

 「そうかもな!」

 「はぁ??どっちだよ!」

動揺する歩斗の姿にあたしは思わず笑ってしまう。

 「愛華は何笑ってんだよ!」

歩斗にデコピンされてもあたしは笑っていられた。

 「愛華ってM!?なんでデコピンで笑ってるんだよ!?」

 「…なんか笑いすぎて涙出てきた…。」

 「ほっとけ、歩斗!」

なんか…幸せだった。

やっと3人で笑えたって思うと、すごく安心したの。

2日がすごく長く感じたからなのかもしれない。

 「それにしても、愛華がスゲェ幸せそうなんだけど!」

 「愛華?大丈夫か!?」

 「大丈夫だから!!」
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