enjoy!
 「ありがとう。
  じゃあ、2年生の3人は先輩の引退
  後についてお願いします。」

 「何とかなる気がします!」

最初に口を開いたのは歩斗だった。

しかもこの自由人発言にはあたしもお手
上げだ。

 「オレは困るかなぁ。
  オレは皆のことまとめられないと思う
  し…。」

蓮はそう言って、不安そうな表情をみせた。

 「何言ってるんだよ~!なんとかなる
  よな!?愛華!?」

なんでいきなりあたしに振るんだ!

 「やっぱり、あたし達にとって先輩達の
  存在は大きいし…。
  やっぱ、ちょっと不安!」

 「マジで!?」

 「いや、お前の発言にマジで?だから…」

蓮の鮮やかなツッコミに歩斗もたじたじみた
いだ。

 「でもさぁ…。」

 

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