ヒカリ
そんな沈黙が続いていたその時、


「どうして言う必要がないなんて思った?」


突然、龍也が話しかけてきた。



『言っても何か変わる訳じゃないと思ったから』


「じゃあ、暴力とか受けたままでよかったのかよ!」



『別に…後2年我慢したらいいだけだし』



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