ヒカリ
龍也と言われた人は

「フンッおもしれぇ…おい、コイツを倉庫に連れて行け」

「おーそのつもり」

倉庫ってどこ?

『あの…何処に行くんですか?』

「あーとりあえず倉庫に行く。もうすぐ着くから、着いたら自己紹介するね。」

何で私が倉庫ってとこに行かなきゃなんないの…?

『何で私がそこに行くんですか?』


キーッ

急に車が止まった。

「はい、降りてね」

どうやら質問に答えるつもりはないらしい

金髪に言われ車を降りたら大きな建物が建っていた。

「ここが倉庫だよ。俺らは此処に住んでんだ。」

さっきから金髪が喋ってばっかりで、黒髪の方が全く喋ってない気がするけど触れないでおこう。
中に入るとカラフルな髪色をした人や、色んな頭をした人が一列に並んで、金髪と黒髪に挨拶していた。

後ろを着いて行くと一つの部屋に入って行った。

部屋は至ってシンプルでとても広かった。


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