I can say love!【短編】
I can say love!
―――某高等学校
昼休みのチャイムが鳴って、私は教室を飛び出す。
「んもー!先生話長すぎるよー!」
ぐちぐち言っててもしょうがない!
とにかくサクを探さなきゃっ!
なんで私がA組で、サクがI組なのよぅ!
猛ダッシュで廊下を駆け抜け、2-Iについた。
「あのっ!サクはっ!?」
「あ~、もう中庭行ったけど」
「はやぁっ!」
またしても逃げられたか・・・ふぬぬ。
「ありがとう!」
そしてまたまた猛ダッシュ。