I can say love!【短編】


少しの沈黙が流れた。

先にそれを破ったのは、私じゃなかった。


「最近部活こねーじゃん」


う、いきなりそれですか。


「あは、この頃少し用事が少々多めでですね・・・」

「もしかして川端、俺の事さけてる?」


うっ!


「そ、そんなことないよ?」


目一杯の笑顔をふりまくつもりだったのに、何か頬がひきつった。


「じゃあ」


サクは真剣な目でそんな私を見た。


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