I can say love!【短編】




「なんで廊下で目合った時、そらすの」






・・・・・・。



「俺、行くわ」



・・・そうだ。


会えないから、私はずっとサクのことみてた。


その視線に時々気付いて振り向くサクに、私は知らんぷりした。



それが、精一杯だったの・・・。



でも、もう、無理なんだね。



私は完全にサクに嫌われた。




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