本当にセカイを敵に回した奴
唐突に凄まじい蹴りが顔面を襲った。
「んぎゅああうああ!?」
結構な威力に壁際まで吹き飛ばされた俺は、涙目になりながらも頭を働かせる。
今の声、ひょっとして女の子か?
いや、ひょっとしなくても女の子だ。可愛らしい声もそうだが、蹴飛ばされる寸前にちらと見てしまったのだ。小柄で肌色の肢体を。
しかし何故? 何故こんなカプセルの中に女の子が? あ、いかんいかん。何俺はいつの間にかカプセルについて受け入れたような発言をしてるんだ。そもそも地面からカプセルが飛び出したことが一番の疑問だろうが。
などと頭の中を色んな考えが飛び交っている間、「んぎゅーっ、んーっ」とカプセルの中から何やら服を着ようとしているような声が聞こえていたが、その声が止むと同時に小さな影が飛び出した。
「まったく、いきなり覗くなんてとんだ変態だなオマエは!」
「んぎゅああうああ!?」
結構な威力に壁際まで吹き飛ばされた俺は、涙目になりながらも頭を働かせる。
今の声、ひょっとして女の子か?
いや、ひょっとしなくても女の子だ。可愛らしい声もそうだが、蹴飛ばされる寸前にちらと見てしまったのだ。小柄で肌色の肢体を。
しかし何故? 何故こんなカプセルの中に女の子が? あ、いかんいかん。何俺はいつの間にかカプセルについて受け入れたような発言をしてるんだ。そもそも地面からカプセルが飛び出したことが一番の疑問だろうが。
などと頭の中を色んな考えが飛び交っている間、「んぎゅーっ、んーっ」とカプセルの中から何やら服を着ようとしているような声が聞こえていたが、その声が止むと同時に小さな影が飛び出した。
「まったく、いきなり覗くなんてとんだ変態だなオマエは!」