四葉のクローバー
佐伯は恥ずかしそうに

「あの~私、
 夢の上司の佐伯と申します。
 夢とはルームメイトですか?」

「あ、はい。
 僕は望月希と言いまして
 こちらは上司の神崎さんです。」

希が紹介し終えると
佐伯は神崎と話し続け
それを夢と希は
見ているしかなかった。

佐伯は今度四人出会う約束を
強引に決め、
夢はなんだか会社にいるときと
随分違う姿に唖然としていた。

佐伯はなんと神崎のことを
運命の人と思い込んでいた。


《佐伯さんも
 可愛いトコあるんだな~》


「あれ、四葉のクローバーがない!
 落としたのかな?」
 
夢は探すが見当たらず
ショックを受けていた。
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