四葉のクローバー
着くと、母は笑顔で迎えてくれた。

「おはようございます!
 望月希といいます。
 お母さんに話があって着ました!」

希は緊張のあまり早口になっていた。
 
見ていた夢と母は大笑いした。

「堅苦しい挨拶はいいから
 あがりなさい!」

明るい夢の母に
希は少しホッとした。

座って話し出す希

「僕と夢さんで
 結婚の約束をしました。」

驚く母は夢に聞いた。

「本当なの?」

「うん。
 突然なんだけど・・。」

「嬉しいわ。
 夢、おめでとう!
 これから、宜しくお願いします。」

「で、相談なんだけど・・
 希君が住んでるところで
 お母さんと三人で暮らそうって
 希君が言ってくれたの。
 どうかな・・。」

「お邪魔じゃない?
 気を使わなくていいのに・・。
 お母さんは一人でも平気よ。」
< 71 / 75 >

この作品をシェア

pagetop