愛のカラダ❤
一度だけ、考えた事がある。



俺は好きじゃないのにこいつと付き合ってていいのかって。



だから、こいつを好きになってみようかなって。



こいつと別れるって事は考えた事がなかった。


そんなことを考ええいると、家に着いた。


弁当をレンジにいれ、考え事をしながらアイスコーヒーを飲む。


あいつ…。


大丈夫なのか?



あいつってのは、ラブホで襲われてた女。


弁当を食べ始めても、面白いテレビを見ていても、思い出すのはあの女。



彼女がいるのに他の女の事を考える俺って…、つくづくサイテ―だな。


弁当を食べ終わり、風呂に入って寝る仕度を整える。



♪~♪♪~~~♪


ケータイのディスプレイを見る。


あいつか…。



「俺だ。」


「あっ、響?今から行ってもいい?響に会いたくなっちゃって…。」


会いたい…かぁ…。


「今日は…、ごめん。明日朝速いからさ。また今度会おう。」


まぁ明日は休みなんだけど…。



「そっかぁ…。じゃあ、体壊さないように気をつけてね。」



どこまでもいいヤツ。



俺は電話を切ってまたテレビを見始める。
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