愛のカタチ
「ど、どうって…。」
いつの間にか瀬戸支店長は私の上に移動している。
ヤバい!完全に!
その目は真っ直ぐ私を捉えている。
「格好良くて…んんっ。」
突然重なる唇。
「それから?」
離れて囁くように続く言葉。
「仕事が出来て…んっ。」
お酒の匂いがする甘い唇。
「俺の事好き?」
「んんっ…。」
優しい…キス。
「ハアッ…解りません…。」
もう、どうにかなりそう…。
「好きじゃなくてもいいからさ。」
耳元で囁かれ、身体が反応する。
「…いいかな?」
「んっ…。」
首筋に落とされた唇は思考回路をすべて停止させた。