愛のカタチ


「じゃあ家具でも見に行くか。」

覗き込んだ美波の顔は真っ赤で。

可愛いくて、守ってやりたくて。

「せっかくの休日なのにいいんですか??」

「別にいいだろ。」

「あ、久し振りに聞いた!!そのセリフ!!」

「……そうか。」

まっ、そんなのは別にどうでもいいんだけど。

本当におかしそうに笑う美波が、あまりにも嬉しそうで。

俺はまた、その手を掴んだ。

明日からまた『支店長』として美波の上司になる前に、恋人として同じ時間を過ごそう。

一緒に笑ってさ。



END




< 96 / 96 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:7

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

サッカーボールと先輩とアタシ
淡雪/著

総文字数/87,097

恋愛(その他)239ページ

表紙を見る
キスして
淡雪/著

総文字数/436

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る
それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~
淡雪/著

総文字数/69,927

恋愛(その他)234ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop