ラブホテル
本当に綺麗な女性だった。




みとれてしまう。








艶っぽいグロス







白いファンデーション。







大きな目。






グレーの瞳。







「カラーコンタクトしてるの?」





尋ねると彼女は首をふった。







「天然だょ!






このお魚と一緒!」



そういうと彼女は
かんぱちをひとつとり、






僕の口に運んでくれた。





「おいしぃ!!」




「そう?」






彼女は僕に優しい目を向けて







微笑んだ。
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