☆うざ王子に恋!?★1st BATTLE☆



だめだ・・・・。
泣けて来ちゃう・・・。


「うぅ・・・グスッ・・・。」



あたしは部屋の前で
壁にもたれながら
止まることを知らなくて。



「未希ちゃん・・・。
もうやめろ・・・。」


え・・・??
愁・・・哉くん??



「どうしたの・・・??
あたしなら・・・へ、平気だよ//」


それでも愁哉は
後ろからあたしを抱きしめた。


「他の奴のための涙なんか
流してんじゃねーよ・・・!!
俺が・・・そんな無駄な涙は
拭いてやるからさ・・・」



なんで・・・なんで
愁哉くんは優しいの・・・??



あたしはためらいなく
抱きしめられたまま泣いた。





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