☆うざ王子に恋!?★1st BATTLE☆



あたしは
目の前に料理を出した。



ここは九条さん達の声が
筒抜けになるようだ。



「えっ?
ハンバーグじゃんか♪
うまそ〜!」



斎藤くんはすごく嬉しそうに
あたしの料理を誉めた。



「ありがとう!
ご飯はコンビニなんだけど
気にしないでね?(笑)」



あたしだって
長谷川じゃなくても・・・・・
ううん・・・その方がいい。



斎藤くんはゆっくり食べ始めた。
おいしいかな?



「んめー!
み、未希ちゃんは料理・・・・
うまいんだな♪」



えっ!?
み、未希ちゃん???



今まで王子って
嬉しそうに呼んでたよね?



「だめかな?
王子って呼ぶより、
未希ちゃんって呼びたい!」



うーん、
別にいいんだけどね?
なんか調子狂っちゃう・・・。



つか斎藤くんに
"未希ちゃん"って呼ばれる
イメージがないんだよね・・・。



「いいよ!」




すると
斎藤くんはまた・・・。




「・・・・んじゃあさ?
お、俺も愁夜って・・・呼んで?」



えーーっ!!
あ、あたしに!?




「あ・・・よ、呼べるかな・・・。」



緊張しちゃうし!!
だって・・男子で下で呼ぶの
お兄ちゃんの慧ちゃんだけ♪





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