☆うざ王子に恋!?★1st BATTLE☆
楽しそうに
九条さんのもとに行った。
あたしのところから
長谷川達の声は聞こえない。
九条さんが
笑顔で頷いてるのが見えた。
そしてあたしの方を見て
勝ち誇った顔をした九条さん。
あー。
賛成しなきゃよかった。
そして昼休み
「そうなんだ〜
まっ♪何とかなるよ!」
沙耶に話してはみたけど
九条さんの長谷川に対する想いについて
知らないから悪く思ってない。
「え〜。
ホントやなんだけど?
でも・・・断る理由もないし。
長谷川・・・楽しそうだし。」
あれ?
長谷川とかどうでもいいでしょ?
楽しそうでも別に・・・・・。
あたしは無理に笑いながら
話し続けた。
「なんかさ・・・未希って・・・。」
あたしは何も言われてないのに
動揺してしまった。
「ち、ちがう!!!」
あたしはクラス中に
響き渡る大きな声で言った。
教室にいた全員が
あたし達の方を見た。
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