☆うざ王子に恋!?★1st BATTLE☆

｢あんたがそんなに
傷ついたように悲しがってたら
普通は気づいちゃう。

周りに偽って気持ちを隠して
それで未希はどうなの？｣



あたし？
あたしは･･･そりゃいい気は
しないに決まってる･･･。




それでも
あたしは自分の想いを伝えて
壊れるくらいだったら
伝えたくなんかない。




｢わかんない。
あたしは･･･恋してたいだけ
告白なんかしなくていい･･･｣




沙耶はニコッと笑って
それから悲しそうな顔をした





｢別に未希がいいなら
あたしは何も言わない･･･


でも･･･
未希にとってあたしって何？
なんか失望した･･･｣





沙耶は元気をなくして
その日､話さなかった。








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