☆うざ王子に恋!?★1st BATTLE☆
「あたしがどこに行くのか
関係あるの?・・・・あんたに
2人で出かけちゃだめなの?
あんた・・・無神経すぎ・・・。
あんたなんか・・・・嫌い。
嫌い・・・・嫌い・・・大嫌い。」
あたしは涙が溢れた。
忘れようとしてるのに・・・・
元に戻れそうなのに・・・・
「お前こそ・・・・
やっぱりヤな奴だわ。
どっか行くの?
聞いちゃ悪いのかよ?
飯・・・・・担当だから・・・・・
めんどくさかっただけ。
何イライラしてんの?
当たってくんなよ。
胸くそ悪い。」
あたしは傷ついた。
今までなら反論したのに・・・
できなかった・・・・。
あたしはお兄ちゃんの手を握り
その場から逃げた。
お兄ちゃんは
何も言わなかった。
めんどくさかったのか
何か感づいてしまったのか
わかんない。
それでも・・・・
その方が楽だった。
.