☆うざ王子に恋!?★1st BATTLE☆


颯斗side



俺は辛かった。
俺には見せない笑顔を
いろんな人に向けるところ。



1日に話すなんて
今では珍しい話になっている。


入学すぐは
少し仲良かったはずなのに



今では
すぐにそらされる。




しかし・・・・
愁・・・斎藤愁哉は違う。
毎日、彼女に話しかけて
笑顔にさせて・・・・





「悠真・・・・か。
あー・・・やばい、フられる」




悠真は爽やかな笑顔で




「はは(笑)
大爆笑だろ、そんなの♪
一回くらいフられてみな!



それにしても
沙耶はマジで可愛いんだよ」




はい、来た。
もういいから、マジ。




「だな・・・」




冷たく一言・・・。
すると
悠真が子犬のような目をして
悲しそうにしてくる。




完全に無意識だけど
俺はこの目に弱い・・・・。






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