シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
私は「ごめんねっ!!」と、憎たらしい顔で言ってやった。

修太君は「芸人の真似かよ」と、新聞を捲りながら、コーヒーを飲んでる。



「芸人は“どうもすいませんでしたっ!!”だよ!」



「ぶはっ!!(笑)」



…ちゃっかり、物真似しちゃったよ;;

昔からの知り合いでも、彼氏のお兄さんだよ。



「あのー…」



私は立ち上がり、おじさんとおばさん、修太君とそれぞれと顔を合わせた。

告白より、緊張する…。

今までとはまた関係が変わるんだもん。

まぁ、修太君とは変わらないんだろうけど。

颯太の敵についても、考えないと。
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