シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
「私…颯太と付き合い始めました!これからも、よろしくお願いします!!」



私の突然の報告。



「「よっしゃーっ!!!!」」



おばさんと修太君はガッツポーズをし、自分の事のように喜んでくれた。

なのに、おじさんだけは「知ってたよ」と微笑んでる。



「え?何故?」



…颯太が言ったのかな?

それしかないもんね。



「“何故”って、颯太の部屋でキスしてたでしょ」



「あ――…;;」



「「キスーぅ!!?」」



―――穴があったら入りたい。

恥ずかしい…恥ずかし過ぎる。
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