シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
学校に着き、仲直りをしたゆっこと挨拶して席に着く。

ゆっこはあの日、私が見た彼と付き合い始めたらしく、幸せそう。

私も幸せだけど。(笑)

眠い授業も苦じゃないし、本当に毎日、楽しい。



「この答えって?」



「自分で頑張ってから訊いて!
颯太、進級、出来ないよ?(笑)」



ずっとずっと続くと信じてた。

私は放課後のデートを楽しく過ごし、夜も祈りも、いっぱい幸せを感謝した。



「明日も、良い日になりますように…」



そう言って目を閉じたのに……
朝のような胸の痛みが起こり、寝付けなかった。




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