シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
颯太も「何を言ってんだ!;;」なんて言いながら耳を赤くしてる。

お互いに顔を見れずに居ると、環架に「初っ!」と言われてしまった。



「黙れガキっ!;;」



「颯太君、大人げなーい(笑)」



環架はスプーンを持ったままリビングを走り回る。

…本当に、ガキ;;

でも、環架のあどけなさに、今まで暗かったこの家が明るくなった気がした。



「なぁ、琉架」



「んー?」



「いつか、結婚するか」



「……………はい…っ…(笑)」



―――嬉し涙は、許されるよね。

ね、お母さん…。








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