シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
スニーカーを履き、颯太へと振り返る。

カーキ色のパンツに白のシャツ、黒のジャケットが様になってる。

私は七分丈のブルーのシャツに、颯太に合わせたカーキのミニスカの下にレギンスを穿いたシンプルファッション。

ちょっと…ファッションに年齢差を感じながらも、「いってきまーす!」と、家を出た。

今日は遊園地で、誕生日の明日は水族館。

私は上機嫌で颯太の手を握った。



「新しい3Dのアトラクションも乗る?」



「3Dの映画に酔ったくせに乗れるのかよ;;」



…うっ;;

私は先日のデートを思い出す。
< 143 / 193 >

この作品をシェア

pagetop