シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
私はそれから、口を固く締めて遊園地へと来た。
「うわぁ……」
でも、遊園地に来たら、自然と口を開いた。
キラキラとした場所。
夜だったら、もっと綺麗だと思う。
「ジェットコースターから行くか?」
「うん!」
私は繋いでた手を更に強く握り、ジェットコースターへと向かう。
「キャーッ!!」
春休みは高校生や大学生も多い。
颯太がモテないわけもない。
ジェットコースターに乗ってる人たちに負けない位の歓声を浴びてる颯太。
「うっさ…;;」
颯太は片耳を塞ぎながら、銜え煙草。