シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
私は周りの人にヤキモチを妬いてしまった。



「モテ男…」



頬を膨らませながら颯太を見上げると、「さすが無自覚」と言いながらも、私の頭を撫で、私の頭に顎を乗せて来た。



「重い」



何て言いつつも幸せで、私はニヤける。



「何をそんなに見つめてるのよ!」



「見つめて…ねぇよ」



けど、前のカップルが喧嘩を始めて、私は顔が強張る。

…何で私は睨まれたの?;;

意味がわかりません!;;



「確かに可愛い…けど、見つめたら嫌だっ!!」



「惚れはしないから大丈夫」



…ヤキモチで喧嘩したんだ。

私たちは喧嘩に発展しないけど。
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