シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
颯太はニヤッと笑い、ベルトに手を掛けた。

私は枕で胸元を隠す。



「何で隠すわけ?(笑)」



「内緒…;;(笑)」



バレバレだろうけど…。

私はベッドの隅で丸まった颯太のシャツを手にして匂いを嗅いでしまう。



「変態だな(笑)」



「違いますー!颯太の香りが好きなの」



「今から本物、嗅げるだろ」



「―――なっ!;;」



私は今までで一番、赤くなった。

手で口元を隠しながら言うと、颯太はズボンを脱ぎ、下着だけ。

…デカくない…?

え…デカくない?;;

私は思わず、ソレと颯太の顔を交互に見た。
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