シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
私は「呪うよ?年増」と言って、玄関へと向かう。

修太君は「琉架さんお気を付けて!;;」と、手を振って見送ってくれた。

私は「バイバイ」と振り返して、荷物を持って待ってた環架に近付いた。



「颯太君と話してたの?」



「颯太はおじさんと仕事!
暇人。暇人の相手してたの」



…実際は“暇人”じゃないけど。



「あ、修太君か」



なのに、通じた…;;

私は“よくわかったなー;;”と感心しながら、大通りに出てからタクシーを捕まえた。

3週間も久しぶりに一緒に暮らしてたから、ちょっと寂しくて、会話がなくなった。
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