シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
お茶を飲みながら、私はキッチンで食べ物を探す。



「まだ食べるの?水着が着れなくなって、海に行けないよ」



「わかってるけどー…」



環架に言われて一旦は手を止めるも、食べないと気持ちが悪くなる。

私は見付けたお煎餅の袋とお茶を持ってリビングに行く。



「はう……」



眠気もハンパない。

私はお煎餅を食べながら欠伸を漏らし、お風呂から出て来た颯太にお茶を渡した。



「あんだけ食べて、まだ入るんだな;;」



颯太は半分はなくなったお煎餅の袋を見て苦笑。

私は晩御飯で、2膳は食べたし、不思議だろうね。
< 180 / 193 >

この作品をシェア

pagetop