シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
「今すぐ琉架から離れろ」



修太君が私たちへと近付いて来る。

周りの宮崎尊の舎弟は、颯太が1人で倒してる。

私は尊から離れたくてもがくが、離れる様子はない。



「何が望みだ」



「ナイトの地位が欲しい。琉架ちゃんが欲しい」



…素直な口…気持ち悪っ;;

私はジタバタして、一刻も早く離れたくなった。

蕁麻疹が出そうで、本当に無理!



「セコい真似してっから、雑魚なんだよッ!!」



ーードカッ



「―――フガッ!;;」



修太君は宮崎尊に靴を飛ばした。

それは見事に、尊の顔面へ。
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