シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
修太君の背広には汚れが付いちゃったけど、怪我はなさそう。



「ありがとう……」



私は修太君の腕を掴んだ。

修太君は、「俺らのせいですまなかった」と、頭を撫でてくれる。



「重かったー;;」



颯太は私の隣にヤンキー座り。



「飯、行かね?(笑)」



私…この笑顔に何度、救われ、惹かれただろう。

一筋の汗を額から首筋へと流し、疲れてるのに、笑う。

私は涙を拭いながら頷き、2人に手を借りて、立ち上がった―――……。



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