シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
私は隣で黙って苦笑してる颯太を見た。



「鈍感なの?」



「兄貴の告白をスルーした位に」



「こ…告白っ!?;;」



…された事ないっ!!

修太君がいつした!?



「“琉架と居たら落ち着く。このまま居たい”って言われたよな?」



「うん。それが?」



「…もう良いわ;;」



颯太は盛大なため息を吐いて、頭を抱えた。

私は「よくわからないんだけど!」と、みんなに言ったけど、シカトされた。

…これ、イジメ?;;

けど、そんな筈もない為、私は気にするのを止めて、下着をスクールバックにしまった。




< 53 / 193 >

この作品をシェア

pagetop