シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
窓を開けて欲しかったけど、早く言ってしまおう。
私が深呼吸すると、ガラッと颯太が窓を開けた。
『あ…お前、見てたんだ(笑)』
火の点いた煙草を持つ手を上げながら話す颯太。
自分が告白されると思ってないからか、笑顔で呑気。
ちょっとだけムカつきながらも、私は「見てたよ」と返した。
「颯太が…ゆっこを見てても、私は颯太をずっと見てた…。
私……颯太が大好きだよ」
私は言うだけ言って窓を閉め、電話も切った。
「ふぇ…ん…ッ……」
膝を抱えて、泣くだけ。
でも……颯太から、《馬鹿かお前!ま、俺も好きだったよ》と、メールが着たんだ―――……。
私が深呼吸すると、ガラッと颯太が窓を開けた。
『あ…お前、見てたんだ(笑)』
火の点いた煙草を持つ手を上げながら話す颯太。
自分が告白されると思ってないからか、笑顔で呑気。
ちょっとだけムカつきながらも、私は「見てたよ」と返した。
「颯太が…ゆっこを見てても、私は颯太をずっと見てた…。
私……颯太が大好きだよ」
私は言うだけ言って窓を閉め、電話も切った。
「ふぇ…ん…ッ……」
膝を抱えて、泣くだけ。
でも……颯太から、《馬鹿かお前!ま、俺も好きだったよ》と、メールが着たんだ―――……。