高熱にベッド<短&番外>
あり得ない。
彼女に手錠をかけるだなんて。
『やっぱ思った通り』
「なにが……!」
こんなの……っ!
危なすぎる!
「誰かに見られたら…どん引きされますよ!」
『いいじゃん。
なんなら写真いっぱい撮ってバラまいてあげようか?』
「馬鹿……!」
『なんで?最高に可愛いよ?』
動けない私に近づいて、首筋に唇をつける。
「やめ…!」
抵抗できるわけもなく。
永樹さんのやりたい放題だ。
『たまには、こんなのも良くない?』
変態度が増してる気がする。
「外…して下さい…っ」
『嫌に決まってるっしょ?
今から何して遊ぶか考え中なのに』
立ち上がって、見下ろす目線は色っぽく。
目つきだって鋭くて、逃がす、なんて真似する筈ないと言い切れる。
もう逃げられない。