高熱にベッド<短&番外>


大学でこんな調子のくせに、那子の前て平気ぶって見せる。

そんな事がまさか那子に此れ程大きな影響を与えるだなんて思いもしなかったんだ。




那子が隣に座ってて、暗やみで。


触りたくならない方がどうかしてる。

なのに、那子が急に触れるもんだから、俺だってびっくりしちゃって…。

それに、今触れられたら止まらなくなる。
それじゃあ禁欲してるのが台無しになっちゃう。


俺はそんな勝手な理由で那子の手を振り払ったんだ。


いつの間にか、目的が変わってしまっている。

最低だ。



飲み物をいれながら自己嫌悪に浸った所で、部屋に戻った。

そして、ここからが予想外過ぎる展開。



まさか、


『…うわっ……!』


那子に押し倒されるなんて思っても見なかった。




それ以上に、那子が自分からこんな熱いキスをするだなんて、思いもしなかった。







馬乗りになって夢中でキスする那子。



……やばい、持つかな…俺。








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