高熱にベッド<短&番外>


うん、持つわけないっか。


『……馬鹿は那子だよ』

既に限界なのに、こんな大胆な事されたら、俺が我慢できるわけがない。

『俺の理性崩壊させる気?』


だから、これは那子のせい。


痛がったって苦しんだって止めてやらない。
望んだのは、求めたのは那子の方。

それなら禁欲は解禁で、思う存分欲求を果たせば良い。



もっともっと。


俺に応えてよ、那子。



甘い甘い刺激をあげるから

俺をどんどん欲情させて。



「へんっ…たい…!」


言われなくても分かってる。

俺、変態だもん。


でもね、俺思うんだけど、


那子も俺に負けじと変態だと思うんだ。






そう思わない?






あー、これからが……すっごい楽しみだなぁ





「禁欲が狩り立てたモノ」End.



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