。*゜天国からのletter*。゜
ベンチに一人残されたあかりは、真っ白になり‥


ただただ涙がこぼれてきた‥。






次の日目を真っ赤にしたあかりは学校に行くと‥





「どうしたの!?その顔!?」と親友の佳奈に言われた。





その時だった。前からタツルとさち子が笑いながら楽しそうに話していた。





「まさか‥」



あかりの心にはズキっと痛みが走ると共にまたも、イヤな予感が‥




隣にいた佳奈が言った。



「あかり‥あかりには内緒にしてたんだけど‥タツル君の首ね‥キスマークでいっぱいだったの」




「え??」




そばにいた友達もみんなが、申し訳なさそうに言って来る。



「タツル君‥キスマークが沢山あったの‥1ヶ月前くらいからだょ‥あかりが傷つくと思って‥みんなで内緒にしてたの‥ごめん!!」




と、みんな気を使って黙っていてくれたとの事。




あかりは怒りもこみ上げたが、涙が溢れた。





掃除の時間。



あかりが涙で放心状態になっている所をさち子が通りかかった。



笑顔で私の方に向かい



「せんぱーい!たっちゃんと別れちゃったの??悲しいねぇ~よしよし。」




その原因のさち子だが、あかりは怒る事ができなかった‥。





ただただ、影で泣く事しか‥。





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