君と虹と伝えられなかった想い



-翌朝-



「七瀬さん 翔 おはよう」




「おはようございます」




陸翔の母親は お弁当を作っていた





「お弁当を持ってお墓参りに行くんですか?」





「そうよ♪」





「そっか… 七瀬は 墓がどこにあるか知らないんだもんね!行ったら驚くぞ~」



"いったいどんな場所にお墓があるのかな?"





「もう!翔ったら!そんなこと言わないの!七瀬さん大丈夫よ。そんな凄い場所じゃないから」





「はっはい」





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