君と虹と伝えられなかった想い



ハッと目が覚め時計を見た



「陸翔さんが…陸翔さんが…」





ボロボロと涙を流す七瀬






まくらに顔を埋め声を殺して泣いた





泣いても泣いても涙が 枯れない





体中の水分が 全部なくなるくらい泣いたのに…





目が腫れちゃうほど泣いたのに…





まだ 涙が止まらない…






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