君と虹と伝えられなかった想い
その二人組の男性は ほぼ毎日店に来ていた
七瀬は 店内から外をじーっと眺めていた
"いい天気だなぁ。仕事してるのもったいないなぁ~"
そんな姿を見ていた陸翔が 七瀬の側にきた
「いい天気だよね」
「はい。いい天気過ぎますよ↓仕事してるのがもったいないくらい」
「あはは 確かに。こんな日は仕事したくなくなるよね~」
「でしょ~。」
「…」
じっと七瀬を見る陸翔
「なっ何ですか?」
はにかむ七瀬
「いやぁ おもしろい子だと思ってね」
「えっ!?そんな事言われても嬉しくないですよ」
少し照れた様子の七瀬