君と虹と伝えられなかった想い



「えっ!?」





きょとんとした顔をした七瀬





コクンとうなずいた






「狭い所だけど入って入って」






女性は 七瀬を部屋の中に案内した






"誰?なんで私の名前を知ってるの?"






陸翔の部屋は ダンボールがいくつかあった




小さな台の上に七瀬と一緒に撮ったあの虹の写真が 飾ってあった





女性は 七瀬にお茶をだした




< 89 / 143 >

この作品をシェア

pagetop