『庶民♀♂御曹司』


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2番目の家

彼はそう言った。


高級マンションの最上階全部


それが2番目。


あの時のホテルなんかよりも

素晴らしい・・・。


「キャバ嬢になってるなんて、思ってもいなかった」


「一人で金を稼ぐにはそんくらいしかないの。
それにこの美貌もいかせるしね・・・
高校中退にはいい仕事よ」


「100万あげているだろう?
まさか!それ以上使うのか?」


私は銀行通帳を渡した。


「・・・!!」


「見ての通り一銭も使ってない。
これ・・・お返しするわ。
今もこれからも
お金の心配なんていらないから」


そう言って

目を逸らすと・・・

ソファーに押し倒され


触れるだけのキスをしたあと

彼は服を脱がせようとしていた・・・・。


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