『庶民♀♂御曹司』


車から降りてきたのは、私の大好きな人!


「ボッキュンボォン姉さん!」

エロじじいに捕まっていた手を振り払い、城嶋さんの胸に飛び込む。



「おぉ~
フカッフカ!」


ーバコーン

「痛い!」


今、思いっきり

城嶋さんに、分厚いスケジュール帳で叩かれました。



「これを触っていいのは
イケメンの男性だけです」

城嶋さんは顔を真っ赤にしながらそう叫ぶ。


・・・イケメンに生まれたかった。

ちっ、チクショー!


んっ?

エロじじいならいいの?

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