さようなら【短】




そんな事を想っている日が募るほど
その思いがもっと欲張りになって…


“俺だけの存在にしたくなる”


それが本能とでも言うように日に日に隠そうと思っても、隠せれない俺の気持ちがジワジワと動いている


この気持ちを言おうとした時だって沢山あった


でも結局は 幼馴染み っていう囲いに囲まれている2人だから
この関係を壊したくないと思って言ってない


その時の事を、どれだけ悔やんでも悔やみきれないと思ったのは今


俺と一緒の囲いにいた君は飛び立つ準備をしていたんだ



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