隣の狼にご注意を♥
購買でパンは無理だと
判断したあたしたちは、
学食へと向かった。
ここの学食って、
ちょっと高いけどとっても
美味しいんだよねっ!!
とくにオムライスが大好きっ!
前にみんなで食べた時は、
慧吾にお子様ってバカにされた
けどね。
今日はいないし、
思う存分オムライスが食べられる♥
学食の中にはあんまり人はいなく、
窓側の特等席もあいていた。
あそこいっつも人がいて、
めったに座れないのに…。
ラッキ――♥
「あ! あたし、
慧吾たちに連絡してくるよ。
行くって行っちゃってたし、
心配されると困るからね。
しい、先に食べてていいよ。
電話したらすぐ戻ってくるから!」
そっか、そうだよね。
心配かけちゃいけないしね。
「わかった!
窓側で先に食べてるね」
「うんっ!
じゃあ行ってくる!」