隣の狼にご注意を♥
「えっ?
どうして?」
「…だって、
なんか面白がってたし、
や……、ヤることは
ヤってるみたいだったし///
女嫌いならそんなことしないでしょ」
う~んと腕を組みながら
唸ってるあこちゃん。
あこちゃんの話では、結構…
いや、すっっごい苦労があったん
だろうなぁって思ってたけど。
本人はあんまり気にして
ないのかなぁ?
顔だって…、女嫌いなら
自分から近づけるのだって
嫌なはずなのに…。
「ってゆーか、今考えると、
男顔負けの口説き文句だよね。
絶対ホレさせてやるってさぁ」
あたしのことをニヤッと
見ながら、「しい、カッコい~」
とふざけながらつけたす。
そんなあこちゃんに、あたしは
プクっと頬を膨らまして、
ふぐ状態。
そして、あたしのことを笑いながら、
あこちゃんが膨らんだあたしの
頬をギュッとつぶす。
その拍子に、あたしの口からは
「ブッ」と空気が破裂する音が出た。
それを見て、また笑いだすあこちゃん。