隣の狼にご注意を♥
でも明日提出だしなぁ。
…てか、明日学校くるのか?
まぁ、渡さなくてまた
あの先生にお説教くらいたくないし、
押しちゃえっ!
ピーンポーン。
押しちゃった!
な、なんか緊張してきた。
大丈夫だよね。
プリント渡すだけだし…。
「はーい。
どちらさん?」
少ししてから川崎くんの
低い声がインターホンから聞こえた。
「…っ!
あ、え~っと…」
わかってはいたけど、
川崎くんの声に少しビクッとする。
「…何?
なんか用?」
あれ?
あたしだってわかったのかな?
あ、え~としか言ってないけど…。