雨のち晴れ

偽りの温もり


「家、ここ?」

私は縦に首を振る
今日は、こいつと寝んのかな。

「中入って?」
私がそういうと、普通大抵の男は中に入るであろう。
今までそうだった
でも中原勇希は違かった

「え!いーよ、俺帰るし」

私はこーやって言われたのは初めてだ

いやだ..一人はいやだ

「お願い...」
「いや、まじで送っただけだし、なんかごめんな?いきなり、じゃあ..また」
こんな寒い夜に一人はいや

怖い....
< 17 / 18 >

この作品をシェア

pagetop