闇夜ー女嫌い、男嫌い
「はぁはぁはぁ」
ここまで来れば大丈夫だろう…。
そう、思って後ろを振り返った。
「待てや、このヤロー!!」
と、叫んでるさっきの男がいた。
「チッ」
なんでこんなとこまでついてくんだよ
だが、幸いなことにこのあたりはあたしの家の近くだから土地勘はある。
ここは曲がったら-----
あたしの家だ。
あたしの家と言ってもマンションなのだが…
キョロキョロ
左に右に…と大丈夫そうだな。
あたしはなかに 入って行った。
その現場を見られていたとは知らずに………。